体外離脱日記_6 ~ 離脱成功時、どこから始まる? ~
※2008年の記事です
またまた体外離脱について。
京都からこんにちは。
只今、有給をとって旅行中。
久しぶりに長期連休です♪
ちなみに東京⇒京都⇒出雲⇒岡山⇒東京の流れです。
さて、せっかく旅に出たので旅先でも体外離脱を試してみようと思います。
気になることは一つ。
普段と違う場所で眠っても、(意識が)目覚める場所は普段の自分の部屋なのか?
意識だけが起きて、自分は起きた、と錯覚するのが体外離脱。
だとしたら、旅先のホテルで寝たとしても、始まりは自分の部屋からなのだろうか。
あるいはホテルのベッドなのだろうか。
確率は半々だと思ってます。
直前に寝た環境が一番目覚めたと錯覚するのに適切だし、
逆に普段寝ている場所こそが最も「目覚め」のイメージが強いから。
まぁ、やろうとして確実に成功するとも限らないのだけれども・・・w
今のところ、意図的な成功率は8~10回に1回ってとこです。
旅行中に成功する可能性は低めなわけだけど、
頑張ろう。
人間考察① : なぜ生きるのか
野生の人類の寿命は25歳だそうです。
日本人の平均寿命は80歳強なので、60年近くは科学による延命で生きてます。
飼い猫が野良猫の4倍くらい生きるのと同じです。
25年しか生きない種族として10万年くらいやってきたんです。
30くらいから調子悪くなってくるのは当然です。
それでも人は、できる限り長く生きようとします。
肉を焼くことを覚え、服を着ることを覚え、手洗いうがいを発明して寿命を延ばしてきました。いつかは死ななくなるでしょう。
しかしなぜ、ここまで生きようとするのか。昔から謎に思っていました。
もちろん僕も長生きしたいんですが。
簡単な話でした。
生きようと思わない生物は死ぬので、生きようとする生物だけが子孫を残します。子孫も生きる意志があるものが生き残り、数十億年経ったらもう、生きる意志がある生物しか産まれない。生きたいのも死ぬのが怖いのも、そもそも遺伝的特徴なのです。
だから、生きてる意味があるだの無いだのよく言いますが、そんなのどうでも良いから初心に戻ってとにかく生きれば良い。るろ剣のアフィリエイトがあれば貼る。
体外離脱雑記‗1 ~古代宗教との類似点について
体外離脱の成功パターンはいくつか言われておりますが、
自分の経験にも合致するパターンに以下があります。
「体が揺れる感覚がありざわざわと声のようなものが聞こえ、光に飛び込むような感覚の後に脳内の世界で行動可能になる」
これ、有名宗教で謳われる、いわゆる「解脱」「悟り」に似てる気がするんです。
たとえば、
■仏教■
ピッパラの樹(菩提樹)の下で瞑想にふけるシッダルタのもとに、悪魔たちがその心をかき乱そうと姿形を変えながら執拗に攻撃してきたが、それにたえぬいたシッダルタが、見事成道をなした
■キリスト教■
洗礼者ヨハネから洗礼を受けた後、イエスは霊によって荒れ野に送り出され、そこに40日間留まり、悪魔(サタン)の誘惑を受けた。
体外離脱の際に感じる、体が揺れる感覚、ざわついた声のようなもの。
悪魔の囁きと言われればそうと思える感覚です。
悟りを開くために長い間瞑想を続けること、それそのまま体外離脱の誘導方法です。
何日も続ければ意識が覚醒したまま体だけ眠った状態に陥ることは、十分にあり得る。
脳科学などというものが存在しない古代、体外離脱体験を宗教体験と認識するのは当然です。
今でもオカルトや超能力と誤認する体験者は多いのですから。
宗教指導者達はその体験に神秘を感じ、各自の解釈で宗教理論を組み上げたのではないでしょうか。
数千年の歴史を人類と寄り添った偉大な宗教を貶める意図は全くありません。
ただ、一度経験してしまうと、これが始まりの一因であったのではないかと思うんです。
体外離脱日記_5 ~体外離脱方法、その2~ 『おべぱるす』
※体外離脱日記_1から続いてます
ふわふわ楽しい体外離脱に成功するための具体的な方法を少しずつ紹介します。
【その2】
体外離脱サポートアイテム 『おべぱるす』
『おべぱるす』、は「楽しい体外離脱」の作者、有栖光一さんが考案した
脳波の誘導サウンドです。
以下から試聴可能です。
・ おべぱるす試聴 ( 「楽しい体外離脱」内のコンテンツ )
・ 幽体離脱促進BGM「おべぱるす」5.5回秒版 ( ニコニコ動画 )
『おべぱるす』 の原理は以下の様です。
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脳は一定リズムの刺激を受け続けると、そのリズムに脳波が同調するという性質があります。
たとえば、1秒間に6回のパルス音を聞き続けると、
脳波は同調して、6Hz付近のθ波を示すようになります。
体外離脱に最も適した脳波の状態は、θ波(7~4Hz)です。
脳波の名称 周波数 Hz=ヘルツ 特徴
β(ベータ)波 14Hz以上 意識明晰、精神活動が活発な状態
α(アルファ)波 13~8Hz 安静時、リラックス状態、きわめて浅い眠り
θ(シータ)波 7~4Hz 深いリラックス状態、浅い眠り、夢見
δ(デルタ)波 4~0.5Hz 深い睡眠状態
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使ってみた感じ、明確に効果があるのかどうかは
僕にはいまいち分かりませんでした。
聞きながら体外離脱に成功したこともありましたし、
気が付いたら寝ていたこともあります。
聞かなくても成功することもあります。
しかし他の体外離脱の愛好者 ( 今後、体脱者と表記 ) の間では、
この 『おべぱるす』 は評判のようで、体外離脱促進アイテムとしての地位を
確固たるものにしています。
使い方ですが、特別なことをする必要は無く、
そのまま眠るくらいにリラックスした状態で聞いているだけでOKなようです。
脳波をθ(シータ)波にあわせることも体外離脱の要素です。
なかなか上手く体外離脱できない人、
試しに使ってみては如何でしょうか。
小説:ドグラマグラ
胎児よ 胎児よ
何故躍る
母親の心がわかって
おそろしいのか
この一説を読んだだけで引き込まれてたのをよく覚えてます。
日本一幻魔怪奇の本格探偵小説、とうたわれた歴史的一大奇書、
ドグラ・マグラ の冒頭の詩です。
ドグラ・マグラ は読む人によって、また読む度に解釈が変わると言われる
謎めいた作品ですが、一番有名な解釈は、『胎児の見た悪夢』です。
人は生まれる前に一生分の体験を夢想している。
冒頭の歌もそれを暗示しているように思えます。
あながち間違った話でも無い様な気がしてしまうのは、
作者の夢野久作の非凡な文才もありますが、赤ん坊の頃が一生で最も長く夢を見ている、という事実。
寝ている時間が長いから、というのも勿論ですが、赤ん坊の眠りは人生のあらゆる時期の眠りの中で
最もレム睡眠(睡眠の種類の内、夢を見る眠り)の比率が高いそうです。
一日の8割以上を眠って過ごし、その内の半分以上は夢を見ている。
赤ん坊は、現実の世界よりも夢の世界を過ごす時間の方が長いんです。
逆に夢の内容を最も覚えているのは、眠りの浅い年老いた人達。
そして更に年をとって、段々寝たきりになって行き、いつかは永眠する。
動物の睡眠も、脳波を検証すると人と大差無いみたいです。
生き物は出産の瞬間に生まれるのではなく。
ゆっくりと、この世界に辿り着き、そしてゆっくりと、前の世界に還っていく。
なんとなくそんなイメージを持っています。
眠りと覚醒の境がゆるやかで曖昧なように、誕生や死もゆっくりとしたものなのかな、と。
まぁ、僕は300年くらいは生きるつもりだけど。
アニメ:神霊狩
ちょっとアニメを紹介します。
なぜなら・・・体外離脱をテーマにした作品だから (笑)
素晴らしくスピリチュアル。
スピリチュアルは素晴らしい。
【タイトル】
神霊狩
【ストーリー】
O.B.E.、“体外離脱体験”とも呼ばれる“魂抜け”を行えるようになった3人の少年たちは、“幽世”を彷徨うことで不可思議な現象へと誘われ、常識を超えたものへと触れてゆく。死者の目撃。神霊の知覚。“想像”したものの発現。3人の出会いによって、各々に背負ってきた過去が絡み合っていく。
原作は攻殻機動隊の士郎正宗さんだったかな。
展開はやや遅めですが、ストーリー展開も面白く、演出や音響も素晴らしい。
特に随所に散りばめられた、心理学やらオカルトやら民俗学やらの醸し出す独自の色が良い!
ハマる人はとことんハマる筈です。
流行らない傑作って感じだったでしょうか。
ちなみに作中では体外離脱の扱いは脳内現象では無く超常現象になってます。
OPはこんなかんじです! ↓
体外離脱日記_4 ~具体的な体外離脱方法、その1
※体外離脱日記_1から続いてます
ふわふわ楽しい体外離脱に成功するための具体的な方法を少しずつ紹介します。
【その1】
疲れると同時に眠りにくい状態を作る。
疲れると、体は当然寝て休もうとします。
しかし体だけが寝て意識が起きたままなのが体外離脱。
脳は覚醒を保ちましょう。
簡単な方法としては、物凄く運動しまくった後にカフェインをとりまくる。
カフェインは体外離脱の必須アイテムです。
他には、キツめの衣類を着て寝る。これも寝苦しくて効果は抜群です。
後は、明け方まで延々テレビやゲームを続ける。
これも効果があります。
チカチカした映像を見ると意識は覚醒します。
でも明け方まで遊んでいれば体は疲れて寝たがります。
ネットゲームなんかに夢中になった経験がある人は
金縛り体験も結構多いのではないかと思います。
以上がその1です。
体だけ眠くなって意識が覚醒する状態を作ること。
これが体外離脱の基本です。