インパクトのある夢日記

11年前に書いてたブログを復元中。体外離脱、夢、仮想世界についてなど。

体外離脱雑記‗1 ~古代宗教との類似点について

体外離脱の成功パターンはいくつか言われておりますが、
自分の経験にも合致するパターンに以下があります。


「体が揺れる感覚がありざわざわと声のようなものが聞こえ、光に飛び込むような感覚の後に脳内の世界で行動可能になる」


これ、有名宗教で謳われる、いわゆる「解脱」「悟り」に似てる気がするんです。

たとえば、

 

■仏教■
ピッパラの樹(菩提樹)の下で瞑想にふけるシッダルタのもとに、悪魔たちがその心をかき乱そうと姿形を変えながら執拗に攻撃してきたが、それにたえぬいたシッダルタが、見事成道をなした

キリスト教
洗礼者ヨハネから洗礼を受けた後、イエスは霊によって荒れ野に送り出され、そこに40日間留まり、悪魔(サタン)の誘惑を受けた。


体外離脱の際に感じる、体が揺れる感覚、ざわついた声のようなもの。
悪魔の囁きと言われればそうと思える感覚です。
悟りを開くために長い間瞑想を続けること、それそのまま体外離脱の誘導方法です。
何日も続ければ意識が覚醒したまま体だけ眠った状態に陥ることは、十分にあり得る。


脳科学などというものが存在しない古代、体外離脱体験を宗教体験と認識するのは当然です。
今でもオカルトや超能力と誤認する体験者は多いのですから。
宗教指導者達はその体験に神秘を感じ、各自の解釈で宗教理論を組み上げたのではないでしょうか。


数千年の歴史を人類と寄り添った偉大な宗教を貶める意図は全くありません。
ただ、一度経験してしまうと、これが始まりの一因であったのではないかと思うんです。